だめ13 自作AT異聞録

私がパソコンを初めて買ってからもう丸8年になります。その時買ったのがPC-9801DA2(愛称ダッツ)で、当時としては最速だった386DX20MHzを搭載していました。それから4年たって、Windows95が出る頃に2台目のマシン、PC-9821Xa7/C4(愛称ザクセン)を購入しました。これはPentium75MHzを搭載していたのですが、途中でK5-100MHzに乗せ替えました。ですが、それから4年経って、さすがにこの性能ではもう辛くなったので、新しいマシンが欲しくなりました。ですが、私は貧乏人なのであまりお金がありません。そこで、安くマシンを手に入れるためにAT機の自作を選びました。しかも、少しでも出費を抑えるために知り合いに声をかけまくって余っていたパーツを譲ってもらうという徹底した倹約作戦に打って出ました。

そして2/5の土曜日、同じく新しいマシンを手に入れたいという先輩やアドバイスをしていただくために付き合ってもらった先輩ら7人で大須の街を走り回りました。何度か事前に行っていた下見や助言のおかげである程度の知識はついていたので、あとは値段と度胸付けが大事としっかり色々と見てまわりました。私が作ろうと思っていたマシンのベースはceleron466MHzに128MBのメモリ、20GBのハードディスクを搭載したミドルタワーのもの。ビデオカードやサウンドカードは事前に譲ってもらっていたし、ザクセンと接続するためのLANカードは後回しでよかったので、あとはマザーボードの選択と値段が重要となります。とりあえず私は品揃えも値段も手頃なツクモ電機で基本的な部分を揃える事にしました。私が買おうと思っていたceleron466MHzは現在品薄のため、売っている店があったらそこで押さえるつもりだったので、ちょうどよかったというのも理由の一つです。何せこれの一つ上、celeron500MHzになると5000円近く高く付きますからこれは重要です。そしてマザーボードですが、celeronを乗せられるSocket370のものを選んでいたら、なかなかの性能で10000円を切っている物を発見しました。これだけ安いと逆に落とし穴がありそうな感じがするのでちょっと悩みましたが、特に欠点が見当たらないのと値段に惹かれて結局購入しました。あとはここで128MBのメモリと20.5GBのハードディスクも購入しました。

これを買ってしまえば、あとはマウスなどの小物類とケース、そしてCD-ROMドライブを買うだけです。が、それが一番苦労しました。ケースにもCD-ROMにもお金を掛ける気はなかったので、安いものを選ぼうと思っていたのですが、それがなかなか見当たらない。ケースは最低ラインが7000円なうえデザイン的にパッとしないものが多く、CD-ROMも最低ラインが5000円と予想外に高い。散々駆けずり回ってやっと納得の行くものを見つけたのはもうそろそろ店が閉まろうかという時間。午後3時くらいから始めたからもう4時間近く回っていたことになります。しかもレジに並ぼうかという時になって店の中に蛍の光が流れはじめ、自分の番になって「あのケースください」と言ったら「あれはもう在庫ありません」と言われる始末。幸いにも展示品を譲ってもらって事無きを得ましたが、本当に焦りました。

ともかく、買い物を済ませた私たちは行き付けのスパゲティハウスで絶品のパスタを食した後に、組立作業をするため豊川の先輩の家へ移動、そこでマシンの組み立てを始めました。私も先輩もマシンの組み立ては初めてなので、いろんなところで躓いたりしましたが、周りの助言もあって何とか組みあがりました。さあ、やっと動作テストが出来るぞと思った時、一つ重大な落とし穴がありました。

「…あ、OS買い忘れた」

Windows98を積もうと思っていたのに、思いっきり忘れてました。しかも買うお金は残ってないという体たらく。仕方が無いので借りました。と、いうわけでただいま私の3台目のマシン「セレス」は仮運転中です。Windows98を改めて購入した時、インストールをやり直して本格運用に入る予定です。ああ、マヌケ。


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