だめ52 MELTY BLOODとPCの知識についての一考察

「月姫のTYPE-MOONとQOHの渡辺製作所がタッグを組んだ衝撃の超大作」という月姫アフターストーリーの対戦格闘ゲーム「MELTY BLOOD」。未だ月姫をプレイしていない私は、月姫クリア後にならないと買う気にならないなぁと思っていたのですが、どうもものすごく動作環境を選ぶという話を聞いて、妙に気になってしまいました。

と、いうわけで自分で試してみたくなりましたので、ELECOM製USBtoPSゲームパッドコンバータ(JC-PS101U、購入価格1799円)ごと買ってきました。MELTY BLOODの動作環境と、テストに使ったうちのマシン2台を並べて記します。

  MELTY BLOOD ふみつき(自作PC) リアン(NEC製ノートPC)
OS Windows98/Me/2000/XP(要DirectX8以降) Windows2000 SP3 WindowsXP SP1
CPU PentiumII 333MHz以上
(推奨PentiumIII 450MHz)
Pentium4 2.53GHz MobilePentiumIII 700MHz
メモリ 64MB以上(128MB以上推奨) 512MB(PC1066-RDRAM) 320MB(PC100-SDRAM)
VGA Direct3D対応、640x480、65536色表示が可能で
出来る限り高速かつ、VRAM16MB以上搭載
(GeForce256以上推奨)
ATI RADEON9700PRO(VRAM128MB) ATI Rage Mobility-M1(VRAM8MB)

表の中で黄色で示されている部分が、要求スペックを満たしていない部分です。まずふみつきで起動チェックしましたが、全く問題なく動きました。FPSも60で安定ですし、ゲームパッドコンバータの動作も快調です。そしてVGAでスペックを満たしていないリアン(そもそもノートPCは非サポートとパッケージに明記してあるが)で起動させたのですが、最初のスペック表示ですでに出てくるデータがおかしく、ゲームに入ろうとするとOSが落ちるという事態に遭遇しました。修正パッチを当ててみたり、起動のエミュレートも試してみたのですが全部ダメでした。

ちょっと調べてみたのですが、ネット上で「MELTY BLOODが動かない」と言っている人の大半は「自分のPCのスペックも把握できない」か「もともと要求スペックを満たしていない」かのどちらかだということが分かりました。PCの世界に限った話ではないですが、使いたいソフトの要求する環境を使う人が用意するのは当たり前の話なんですよね。PS2のゲームをプレイしたければPS2を用意するのと一緒です。PCもそれと一緒で、使うソフトにマシンスペックを合わせていくのが当然なわけです。Windows95を動かすのがやっとのマシンではWindowsXPは動かないし、メモリが64MBしかないのにAdobe Photoshopを動かすのも無謀なわけです。渡辺製作所のゲームがハイスペックを要求するのはもうパーティーズブレイカーの頃から分かりきっていたことですし、MELTY BLOODのパッケージにはそりゃもう細かく動作環境が書いてあるわけですよ。しかもご丁寧に「ご自分自身でサポートのできる方」とか「自己責任の原則に則って行動できる方」とか書いてあるわけですよ。「渡辺製作所のサポートは高飛車だ」と非難する人が多いですが、むしろ変に下手に出たらそれこそ自己責任の取れないような自己中が無茶苦茶言ってくるのは目に見えてるわけで、最初からそういうのは相手にしないという姿勢自体は間違ってないと思うわけですよ。

…まあ、こんな妙な弁護文を書いてしまったのも、MS-DOSの時代からPCを触っていて、ヴァリアブル・ジオやらハーレムブレイドやらを動かすために必死になってメインメモリを1KBでも多く確保しようと奮闘していた私だからかもしれません。遊びたいソフトを動かすために必死になって勉強して、お金を出して環境を合わせるのは今も昔も全く変わっていないのですが、どうも最近は勉強しない人が多いようで。ネット上で欲しい情報を簡単に調べられるようになった現在では、昔よりもずっとずっと勉強が楽になったはずなのですが…。

「もっと勉強しなさい」

と、年寄りの小言を言ってこの話を締めたいと思います。


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