だめ10 日本おばかちゃん作戦

タイトルに大ウケしたあなた、すでに若くありませんね?

…すみませんでした。ともかく、2002年から文部省が教育改正で小学校の教育内容を全部で3割減らしてゆとりのある、詰め込みじゃない教育をしていこうという方針を取っていると聞いて、そら恐ろしいものを覚えました。

文部省の言い分では「最近の学力低下は詰め込み教育による弊害なので、ゆとりを持たせれば改善につながるはず」とのことですが、本当にそうでしょうか? 新指導要綱を見ると「台形の面積の公式である(上底+下底)×高さ÷2は教えなくていい」とか「(難しくなるから)乾電池は3つ以上直列に繋いではいけない」とか、とんでもないことがたくさん書いてあります。おいおい、削ったらよけい学力が下がるだろう。こんなことをするよりも、分からないところをきめ細かく教えて理解出来るようにしてあげる事の方が重要だろう。大体、学校での勉強時間を減らしたら結果的にその分学習塾で学ぶ事になるだろうし、そうなるとゆとりの教育どころか勉強で汲々になる事は容易に想像がつこうと思います。

実は私も現在小学生の家庭教師で算数を教えているのですが、これがもう見事なくらい考えない。例題どおりの問題はすぐに解けるんだけど、ちょっと考える問題になるととたんに手がとまる。物事を筋立てして考えるという基本的な事を全く教わっていないのがよく分かります。だから私はいつも「解き方を覚えるのじゃなく、問題が何を聞いているのかを考えて、それに合った計算をしよう」と言っているのですが、これがなかなか難しいところです。

どうも文部省の方針はきれいごとばかりを並べて本質を見失っているように感じられます。子供の時はちょっと厳しいくらいの教育の方がいいと思うのですが、いかがなものか。


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