10月7日、ラポートが倒産したという噂を耳にして「マジか!?」と思いましたが、それから1週間ほど経って書店から徐々にラポートの刊行物が引き上げられているのを目撃し、それが現実のものであることを思い知らされました。
ラポートといえば読者投稿型雑誌「ファンロード」とアニメ・ゲームのアンソロジーコミック、そしてマイナー原稿の単行本化が主な出版物。特にファンロードは同人界、さらにそれを経由してプロとして活躍している人も決して少なくない、非常に影響力の強い雑誌でした。私は小学6年のときにファンロードと出会って初めて同人の世界を知りましたし、今の私を形成したベースは間違いなくファンロードにあったわけです。
ですからラポートの倒産、ということはファンロードの休刊と同義なわけで、元ローディストとしては寂寥の感を禁じえません。もっともファンロード自体を作成していたのは銀英社であってラポートは発行元なので、他の出版社が拾ってくれれば復活は出来るのでしょうけど(ゲーメスト@新声社→アルカディア@エンターブレインのように)、その時はファンロードという名前も無くなるであろうことは想像に難くありませんし、そもそもどこかが拾ってくれる保障もありません。
ファンロードがそれほど不調だったようには思えず、アンソロジーコミックも順調に刊行していたところを見てもあまり倒産の要素が思いつかないのですが、とかく出版業界も一寸先は闇ってところなんでしょうか。アンソロジーコミック戦線にも微妙な影を落としそうです。
ともあれ倒産は残念です。どこかで復活してくれることを祈りたいと思います。